サービス管理責任者
利用者様との面談を通して将来の目標をヒアリング。情報を整理し、目標達成に向けて必要な支援内容を「個別支援計画書」として作成します。また、計画書に基づき実施される支援の定期的な評価・見直しもおこないます。ステラワークスでは職種ごとに役割が明確化されており、サービス管理責任者は個別支援計画書の作成業務に注力できます。
ステラワークスの
個別支援計画書作成とは?
一人ひとりの利用者様としっかり向き合い、長期目標を明確にすることからスタートします。長期目標とは、たとえば「一般就労を目指したい」など。そのうえで目標達成に必要なステップとして、さらに6ヶ月など短中期的な視点で行動目標を定めていきます。もちろん、同じ目標を持っている利用者様がいたとしても、目標達成までの期間や行動目標の優先順位など、一人ひとりすべて支援計画の内容は異なります。
PDCAサイクル
データ化していること一覧
・利用者様の体調バロメーター
・利用者様の出勤率
・利用者様の生産性
・1日の作業内容
・1日の作業量
・作業の進捗状況 など
ここがポイント! Point
サービス管理責任者の醍醐味のひとつが、利用者様の成長をダイレクトに感じられる点。たとえば、1年近く勤怠が安定しなかった利用者様に対して「あと何日・何時間働けば1週間の目標勤務時間を達成できるか」「今、いくら稼いでいるのか」がひと目でわかる表を作成したケースがあります。もともと計算が苦手だったその方にとって“勤務状況を見える化”したことが効果的だったようで、長期目標の「8割出勤(週16時間勤務)」を想定よりも早く達成。その方に合った支援内容を作成・実施し、状況が好転していく様子を見られるのは仕事のモチベーションにもつながります。
生活支援員
職業指導員と連携して、利用者様が心身ともにできるだけ安定した状態で日々の作業に取り組めるよう、生活面を中心にサポートをおこないます。開所して1年ということもあり、仕事における自由度は非常に高く、外部講師による睡眠や食事に関する研修の開催や、最近では「認知行動療法」の導入に向けた取り組みの実践など、意見交換をしながら新しい試みに挑戦しています。
ここがポイント! Point
利用者様の心身の安定をサポートするうえで大切なのが、その方が持つ特徴を見極めることです。ある利用者様は、非常に優秀で学習意欲もあるのですが、「こうあるべき」という強い思い込みが原因で、能力を生かしきれずに転職を繰り返していました。そこで就労がゴールではなく、希望する職場で長く働くために必要なことを丁寧に紐解いて伝え続けたところ意識が大きく変化。現在はグループのサブリーダーとして、あえて自分が中心ではない環境で力を発揮するために努力を重ねており、徐々に先輩として受け入れられる様子が見られるなどポジティブな結果が出始めています。
職業指導員
ステラワークスでは、不動産仲介事業のバックオフィス作業や事務作業を通して就労機会を提供しています。それに伴い、利用者様が働くにあたって、必要となる知識や技術を身につけるための指導や一般就労への移行をサポートするのが職業指導員の主な仕事。物件登録や間取り作成など、マニュアルに沿って指導をおこないます。
ここがポイント! Point
ステラワークスでは利用者様が取り組んでいる作業や、その進捗状況などをすべてパソコン上で把握・管理しています。作業はマニュアル化されており、それをベースとしながら「Aさんはタブレットを使って作業を」「Bさんは紙資料を使って作業を」と、一人ひとりの特徴に合わせた最適な作業方法によって指導をおこないます。また、一般就労を目指すうえで周囲とのコミュニケーションが不可欠です。そのため、新たな体制として利用者様が自分たちで仕事の意味を考え、挑戦し、結果を出していけるようグループ制度を採用。社会で輝くために必要なスキル習得に向け多角的にアプローチしていきます。